お問い合わせ比較的新しいお家に暮らしているご家庭でもお住まいに不満がある言われます。不満調査によると、そのお悩みの上位3つは暑さや寒さに関することが占めています。
では、その悩みの上位3つは、①室内でも冬は寒く夏は暑い ②光熱費が高くて不満 ③結露やカビ・ダニが心配 です。今回はそのお悩みの「①室内でも冬は寒く夏は暑い」の対策をご紹介します。
①室内でも冬は寒く夏は暑い
・冬の室内の寒さの悩み：お風呂やトイレが冷える。暖房していても足元はヒンヤリ寒いのに、頭は暑くてボーっとする。
ぴっちり窓は閉まっていても、外と内の寒暖差によって室内に風を感じることがあります。この時「コールドドラフト」という現象が起きています。コールドドラフトとは、窓辺で冷やされた重い空気が低いところへ下降し、暖房で温まった空気が上昇するために起きる風のことです。その風に当たると、人は「すうすうする」「冷える」と感じます。この風を「隙間風」と感じることがあるのです。また暖房を使い室温が一定の温度になっても、床にたまる冷たい空気の流れのために「体が暖まらない」と感じます。コールドドラフトが起こっている場合、隙間風を疑って窓に隙間テープなどを貼ってみてもあまり改善が見られません。
★改善策
・カーテンを床につくくらい長くしたり、窓の下部にパネルなどを貼って冷気をガードする壁にして「下りてくる冷気を止める」・窓の下に窓用ヒーターを設置して温めるなど窓周辺を温める・内窓を設置して窓自体の性能を上げる。
・夏の室内の暑さの悩み：家がサウナみたいに暑く夜も寝苦しい。
室内の温度を上げる原因となる熱は、およそ7割が窓から流入します。昼間に窓から日差しが入ることで、外部の熱がどんどん室内に流れ込み、お部屋が直接暖められていきます。この日差しによる熱を「日射熱」と言い、この熱が建物内に蓄積されるため、太陽が沈んだ後も室内が暑く、一向に涼しくならないのです。暑さ対策のためには、窓から流入する日射熱を抑える＝遮熱することが重要です。
★改善策
遮熱機能を持つ「遮熱高断熱ペアガラス」を使った内窓を設置すれば、ガラスに加工された特殊な金属膜が、窓から入り込む日射熱を大幅にカットします。
★結果
内窓のオススメポイントとして、設置時こそコストはかかりますが、部屋の断熱や遮熱性能そのものを向上させるため、エアコンやストーブなどの電気代・燃料代の負担を軽減します。長く使えてエコの内窓を設置すれば、何よりお部屋が過ごしやすくなります。①室内でも冬は寒く夏は暑いのお悩み解決に内窓の取付けをご検討下さい。
次回、②光熱費が高くて不満 ③結露やカビ・ダニが心配 をご紹介させて頂きます。
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